なぜビジョンが大事と思うようになったのか。その始まり、、、
今回はビジョンのお話。
私のコンサルティングサービスでのテーマは「ビジョンの共有」であったり、
人生においてもビジョンに基づいているか否かで自分の行動を判断するなど、
私にとってビジョンは軸となる考えとなっています。
ちなみに、私個人には2つのビジョンがあります。
「自分の力で人のためになる事をする」
「世界中の美味しい物を食べ尽くす」
まずは、ひとつめのビジョンに関して、この考えがどうして生まれたのかを書きます。
さかのぼること、大学3年生の頃。
その頃、結婚式場のアルバイトと、パソコンスクールのインストラクターのアルバイトをしていました。
このパソコンスクールでの出来事なのですが、私はあるおじいちゃんの担当をしていました。
日本語入力から始まり、Windowsの基本操作、ファイルの保存方法など教えたある日、Excelの紹介をしました。
そこで、合計値を簡単に出すことができることや、見やすい表にできることを教えたら、
「こういうことを知りたかったんや!」
と、大変喜んでくれました。
そして次の授業の時、そのおじいちゃんがExcelで作った表を印刷したものを持ってきて、
「うちの会社の売上表を作ったんや!これは便利や!ありがとう」
と、言ってくれたのです。(そのおじいちゃん、会社の社長さんだったんですね(笑))
この時、「これだ!」と思いましたね。
そしてすぐに、
「こんなことで喜んでくれる人がいるなら、自分の力でもっと多くの人を喜ばせることができるのでは?」
と、思ったわけです。
ちょうど、就職活動が始まりかけたタイミングということもあって、
「じゃあ、コンピュータ関係のことが好きだしITに関するコンサルタントになればいいのでは?」
「じゃあ、まずは世の中でどのようにITが使われているか知り、その知識と技術を身に付けるため、システム開発の会社に入ろう」
と、就職活動の方針も決まってしまい、5社程度受けてあっさり決まってしまいました。
実はこの時、まだビジョンという概念を知らなかったため、無意識に方針に基づいて行動するということを行っている状態でした。
システム開発会社に入社した後、そろそろコンサルの現場も体験したいなと思い転職活動を行ったところ、
某外資系コンサルティングファームに拾っていただくこととなりコンサルタントとして働き始めました。
まぁ、これが地獄のような日々だったのですが、まさにコンサルタントとして基盤を作る重要な時期となったわけです。
この時、大量の書籍を読んでいて、そこで「ザ・ビジョン」という本に出会いここで初めて自分の考えがビジョンだったことに気づいたのです。
「ザ・ビジョン」にはビジョンについてこんな解説がされています。
「ビジョンとは、自分は何者で、何をめざし、何を基準にして進んでいくのかを理解することである。」
大学時代の私に当てはめると、こんな感じでしょうか。
「コンピュータ関係のことが好きで、自分の力で人に喜んでもらうことが好き」
「コンサルタントを目指すため、世の中でITがどのように使われているか学ぶ」
「自分の力で何ができて、どの力を伸ばし、補う必要があるかを基準に次のステップを考える」
そう、大学3年生のおじいちゃんからExcelの表を見せてもらったあの時をきっかけに、
「自分の力で人のためになることをする」
というビジョンができ、このビジョンに基づいて人生を歩んできていたのです。
ビジョンを持つことの最大のメリットは、自分に相応しい「判断」ができること。
複数の選択肢、例えば転職先をどこにするか、それ以前の問題として転職すべきか、
といった場面に直面しても、どの選択が自分のビジョンに基づいた経験が積めるかを基準に判断できるのです。
また、失敗や辛い事があっても、自分のビジョンとって少しでも成長につながるものであれば、
「良い経験をした」と人生の糧にすることができるようになりました。
このビジョンを持つ良さは、個人だけでなく組織でも有効だということがポイントです。
続きは、またどこかで。
私のコンサルティングサービスでのテーマは「ビジョンの共有」であったり、
人生においてもビジョンに基づいているか否かで自分の行動を判断するなど、
私にとってビジョンは軸となる考えとなっています。
ちなみに、私個人には2つのビジョンがあります。
「自分の力で人のためになる事をする」
「世界中の美味しい物を食べ尽くす」
まずは、ひとつめのビジョンに関して、この考えがどうして生まれたのかを書きます。
さかのぼること、大学3年生の頃。
その頃、結婚式場のアルバイトと、パソコンスクールのインストラクターのアルバイトをしていました。
このパソコンスクールでの出来事なのですが、私はあるおじいちゃんの担当をしていました。
日本語入力から始まり、Windowsの基本操作、ファイルの保存方法など教えたある日、Excelの紹介をしました。
そこで、合計値を簡単に出すことができることや、見やすい表にできることを教えたら、
「こういうことを知りたかったんや!」
と、大変喜んでくれました。
そして次の授業の時、そのおじいちゃんがExcelで作った表を印刷したものを持ってきて、
「うちの会社の売上表を作ったんや!これは便利や!ありがとう」
と、言ってくれたのです。(そのおじいちゃん、会社の社長さんだったんですね(笑))
この時、「これだ!」と思いましたね。
そしてすぐに、
「こんなことで喜んでくれる人がいるなら、自分の力でもっと多くの人を喜ばせることができるのでは?」
と、思ったわけです。
ちょうど、就職活動が始まりかけたタイミングということもあって、
「じゃあ、コンピュータ関係のことが好きだしITに関するコンサルタントになればいいのでは?」
「じゃあ、まずは世の中でどのようにITが使われているか知り、その知識と技術を身に付けるため、システム開発の会社に入ろう」
と、就職活動の方針も決まってしまい、5社程度受けてあっさり決まってしまいました。
実はこの時、まだビジョンという概念を知らなかったため、無意識に方針に基づいて行動するということを行っている状態でした。
システム開発会社に入社した後、そろそろコンサルの現場も体験したいなと思い転職活動を行ったところ、
某外資系コンサルティングファームに拾っていただくこととなりコンサルタントとして働き始めました。
まぁ、これが地獄のような日々だったのですが、まさにコンサルタントとして基盤を作る重要な時期となったわけです。
この時、大量の書籍を読んでいて、そこで「ザ・ビジョン」という本に出会いここで初めて自分の考えがビジョンだったことに気づいたのです。
「ザ・ビジョン」にはビジョンについてこんな解説がされています。
「ビジョンとは、自分は何者で、何をめざし、何を基準にして進んでいくのかを理解することである。」
大学時代の私に当てはめると、こんな感じでしょうか。
「コンピュータ関係のことが好きで、自分の力で人に喜んでもらうことが好き」
「コンサルタントを目指すため、世の中でITがどのように使われているか学ぶ」
「自分の力で何ができて、どの力を伸ばし、補う必要があるかを基準に次のステップを考える」
そう、大学3年生のおじいちゃんからExcelの表を見せてもらったあの時をきっかけに、
「自分の力で人のためになることをする」
というビジョンができ、このビジョンに基づいて人生を歩んできていたのです。
ビジョンを持つことの最大のメリットは、自分に相応しい「判断」ができること。
複数の選択肢、例えば転職先をどこにするか、それ以前の問題として転職すべきか、
といった場面に直面しても、どの選択が自分のビジョンに基づいた経験が積めるかを基準に判断できるのです。
また、失敗や辛い事があっても、自分のビジョンとって少しでも成長につながるものであれば、
「良い経験をした」と人生の糧にすることができるようになりました。
このビジョンを持つ良さは、個人だけでなく組織でも有効だということがポイントです。
続きは、またどこかで。