ストレスと私

「あなたは、どんな時にストレスを感じますか？」

「今、どんなストレスを抱えていますか？」



 

2012年以前の私は、ストレスが多い人でした。

ストレスを感じることが特に多かったのが、この2つ。

 

・自分の言っていること、やりたいことを周りが理解してくれない！

・前日の飲み会であんなこと話してしまったけど、大丈夫だったかなぁ？心配だなぁ

 

そして今、とてもストレスが少ない状態を維持できるようになりました。

 

なぜか？何がきっかけだったのか？

 

きっかけは、2011～2012年に産業カウンセラーの資格を取得するため養成講座に通ったことです。

コンサルタントという仕事柄、人にヒアリングする機会が多いためヒアリング能力を高めようと、

話を聞く専門家であるカウンセラーの技術を学ぼうと考えました。

しかし、そこで会得したのはカウンセリングの基本技術「傾聴」だけでなく、聴く側の「心のあり方」でした。

専門用語で「自己開示」「自己一致」と言いますが、

 

自己開示：相手に自分を理解してもらえる様に自分を理解し、相手にも理解できる様にする

自己一致：相手の話す内容だけでなく感情や体験、思考に寄り添い、相手を受容する

 

この2つができるようになってから、目の前の世界が変わったのです。

 

私自身が無理をしなくても、相手が話をしてくれる。

私自身のことを素直に話せば、相手はそれに合わせた対応をしてくれ、時には応援してくれる。

 

そんなことが起き始めました。

 

ストレスの話に戻りますが、私がストレスの原因になっていたのは

 

「強制的に自分を理解してもらおうと頑張っているけど報われない」

 

と勝手に思い込んで、理想の状態とのGapにストレスを感じていました。

 

ストレスは、「自分」が起こし感じるものです。

 

自分がストレスを起こしているもの、感じているものの正体が分かり、

対処できるちょっとしたスキルがあれば、ストレスフリーになれる、そう思いますよね。

 

多くの人がストレスフリーになってくれたらいいなと素直に思っています。